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本 海に向かう足あと

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本-海に向かう足あと
著者: 朽木祥 (著)
定価 ¥1,512(税込)
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商品情報

出版社名
KADOKAWA
発行年月
2017年 02月
ISBNコード
9784041041956
版型
127×188mm
ページ数
242P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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朽木祥 OFF

内容紹介

村雲佑らヨットクルーは、念願の新艇を手に入れ外洋レースへの参加を決める。
レース開催の懸念は、きな臭い国際情勢だけだった。
クルーの諸橋は物理学が専門で、政府のあるプロジェクトに加わり多忙を極めていた。
村雲達はスタート地点の島で諸橋や家族の合流を待つが、ついに現れず連絡も取れなくなる。
SNSに“ある情報”が流れた後、すべての通信が沈黙して…。
いったい、世界で何が起きているのか?被爆二世の著者が「今の世界」に問う、心に迫る切ないディストピア小説。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

プロローグ 

1 月天号のころ       
2 白い貴婦人、現る    
3  三日月の島   
4 風に気づくとき   
ブレンダン・コーから村雲佑へのメール

1 それぞれの風
2 ソラとリク
3 お礼セーリング
4 不穏な風
メイヤー副支配人から神谷宗吉へのメール

1 支配人とシェフ
2 回航前      
3 壮行会
4 星と釣りの海
村雲から輝喜へのメール 
四      
1 楽園
2 もう一つの青い空   
3 やってこない人々
4 岸辺
5 前夜
エピローグ

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2017/03/15

「風の靴」の大人版とおもいきや……

鎌倉や湘南を舞台にしたヨットが出てくる児童小説「風の靴」を読んだことがあります。
朽木さんもヨットに乗られるかどうかはわかりませんが、似た環境で現在暮らしておられるような。


物語はヨットが好きで、けれどもちろん大金持ちでもない普通の大学のヨット部出身のさまざまな年齢のメンバーが集まってきてあるレースに出ようと計画するところまで、和気あいあいと正直に言ってやや焦点が絞りきれないままぬるま湯のように進んでいきます。


が、ラスト50ページからは一転しておそらくネタバレを覚悟しても書きにくそうな内容になります。
途中に諸橋という物理学者が語る現代の原子爆弾の威力やもしそれが日本の首都圏におちたなら、というあまりうれしくない話題が出てきて、それまでの海とヨットとクルーの家族や恋人、その子供たちなどの話題が続いたなかに異質な、硬質な内容として浮いている感じを受けます。


そしてヨットは三日月島という小笠原諸島の向こうにある小さなけれど理想的な環境の出発点へと三人のクルーで回航されます。
残りのクルー(全部で六人のメンバーなので)は後からフェリーや飛行機で参加する予定です。
そして出発当日に思いがけない出来事が起きる、というストーリーです。


その後どうなったのか、そんな事態になった国家は人々はどのように行動し、生き残るのかという物語はおそらく作者の意図とは異なる種類のものなのでしょう。
一種の警告を発して物語は沈黙します。沈黙の向こうにあるものを読者に考えさせるのも視野にあったのかもしれません。


読後感がどうとかいう前に、北から何発もミサイルがとんでくる状況を戦時下ととらえないといけないのかなと、きっとそうなのだと、認識が変わる一冊でした。


作者が被爆二世であることの重みも感じる一冊です。
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