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本 幸せの器

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本-幸せの器
著者: おぎぜんた (作)
坂田泉 (絵)
定価 ¥1,512(税込)
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商品情報

出版社名
偕成社
発行年月
2010年 11月
ISBNコード
9784037271107
版型
--
ページ数
238P
平均評価
(4)
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ブクレポ
2件

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おぎぜんた OFF
坂田泉 OFF

内容紹介

「幸せはね、小さい器に入れるものなんだよ。
小さいとすぐいっぱいになって、満足するだろう。
」大都会ナイロビのスラム街。
両親を亡くし、兄や姉と別れ、小さな町からおばさんの家に来た12歳の少年アイザック。
スカベンジャー(ゴミ拾い)をしながら一人で生活するサミー、親に虐待され、家出してきてここで暮らすアリスたちとの出会い。
少年たちの、生きる希望に満ちあふれた物語。
小学校高学年から。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: Aoki 投稿日:2013/03/30

幸せの秘訣は器の大きさにあった!

作者はアフリカのケニアに在住し、農業技術者として活動しながらも、アフリカの現実を詩集やこのような小説に描いてこられた詩人だという。児童向けに書かれているものの、大人もこの生きる希望にあふれた物語に触れながら、「幸せ」について考えてみるのも悪くないだろう。


両親を亡くした12歳のアイザック。残された兄弟は親戚などにバラバラに引き取られることになる。アイザックはナイロビのスラム街に住むエミリーおばさんの元へ。そこでアイザックは、スカベンジャー(ゴミ拾い)をしながら、暮らしているサミーらと出会う。極貧な生活、蔑まれ、疎まれながらも必死に生きる彼ら共に、アイザックもスカベンジャーとし歩みだすのだ。ある希望を抱きつつ。


物語の中程に、メイドの仕事を失い、仕事もお金もなく自分の赤ん坊を育てられないということで、売りに出したという理由で大勢の人が群がり怒声を浴びせ、殴りはじめた話が描かれている。その群衆をかき分け歩み寄った盲目のおばあさんが、
「どうしたんだね、みんな? この子が赤ん坊を売るのは、それは悪いことかもしれないけど、それはよほどの事情があるからだろう。それを非人道的だなんてだれがいえるものかね。それを一方的に非難して、みんなで殴る、蹴るなんてリンチをして、どうしようというの? それこそ非人道的な仕打ちだよ。そうじゃないかね? このなかには彼女を助けてあげるという人はいないのかね? あるいはみんなで少しずつでも手助けしてあげようという気はないのかねえ。そんふうに乱暴をはたらいても、なにも解決にはならないんじゃないかね?……昔の人はみんなで助けあっていたよ。貧しくても、みんなで手を取り合って苦しみを分けあっていたんだよ。そういうふうに愛情を分けあって、お互いが生きのびてこそ、同じ人間じゃないのかね。同じ住民じゃないのかね。そういう教育をみんな親から受けて育ってきたはずだよ。みんなそうやって幸せを築いてきたのだよ。」と、涙ながらに諭すのだ。私はここで人を生かす真の正しさを教えられた。


また、アイザックのガーディアン(後見人)になってくれた、ヘアーサロンのママ・アンに夕食にニャマチョマ(焼き肉)屋に行こうといわれ、アイザックは「幸せが胸の中でいっぱいになったような気分だよ」というと、ママ・アンは「そうだね。幸せはね、小さい器に入れるものなんだよ。小さいとすぐいっぱいになって満足するだろう。それが秘訣なのよ。あんまり器が大きいと、--。」という。嗚呼、幸せの感受性はここにあるのだと、私は気付かされた。


私たちの中にある正しさはどうだろうか? 非難ばかりし、少しの手助けさえ拱いていないだろうか。
私たちの中にある幸せの器は誰よりも大きくなってはいないだろうか? 明かりのある屋根の下で温かいものを食することのできている今を「幸せが胸の中でいっぱいになったようだ」と、感謝できているだろうか...。

ニックネーム: hi2515 投稿日:2012/04/10

ポレポレ ンディヨ ムエンド (のんびり行こうな) 諦めない事

図書館でこの本を見かけた時にとてもその題名が気に入りました。

舞台はナイロビが中心となり、アフリカって旅してみたいけれどちょっぴり何処かで引いちゃう部分もあるのも事実で本で旅してみる気になったの。

皆さんはナイロビの風景を御存知ですか?

ナイロビ国立公園から市街を見渡す光景には動物園でしか見る事のない様な動物がうごめきその先に高層ビルが立ち並ぶチョッと吃驚の世界。

ただ、これがこの町を象徴している様に思えてい方ない。

ケニアは元々イギリス植民地で1963年に独立を果たしたものの最初から白人たちの手によって作られた町では独立後の十数年間は爆発的な人口増加の為に雇用問題は追い付かず、溢れた人々はスラム街に流れ着く事になってしまう。

両親を亡くした主人公のアイザックは伝手を頼り叔母のいるナイロビに行く事になるところから話は始まる。

ナイロビのスラム街は貧困、アルコール、麻薬、暴力のるつぼ。

日々あてどなく町を彷徨ううち、サミーと言う友達と知り合い最底辺と忌み嫌われるスカベンジャー(ゴミ拾い)で生活を凌いで行かなくてはならない。

孤児のアイザックも、母親が病気で兄弟の多いサミーも誰も生活の面倒なんて見てくれる人もいなくって生きる戦いなんだけれど・・・

でも、臭い、汚い彼らは軽蔑され自分達でそこから這い上がって行くしかないんだよね。

現在では東アフリカの中心的な都市としてその発展も目を見張るものがあるけれど、内包されてる問題の根の深さを感じつつ、やはり穢れの少ないこんな素敵な子供達に夢を託したい。

主人公のアイザックは両親を亡くし、叔母に引き取られても冷遇され、スカベンジャーと言う最低限の生活をし、幸せの器は1/10以下に感じていたけれど素敵な友達や優しい大人と出会い自分の努力もあって器はいっぱいになるの(*^_^*)

さて、どうしてその器がいっぱいになったのか知りたい方々はたまにこう言う本もいいかもしれません(笑)
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