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本 世界の怪ぶつ話

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本-世界の怪ぶつ話
著者: 白木茂 (編著)
定価 ¥1,296(税込)
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商品情報

出版社名
偕成社
シリーズ名
民話と伝説呪いの巻物 10
発行年月
2006年 02月
ISBNコード
9784035126003
版型
--
ページ数
193P
平均評価
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ブクレポ
1件

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白木茂 OFF

内容紹介

犬の顔をした大クジラ、吸血鬼のさいご、オオカミ男ほか、身の毛のよだつ話、あわれな話、ユーモラスな話など―迫力のあるモンスターの話を通じて、人間の勇気とゆたかな想像力を伝える、世界の民話と伝説。
小学校中学年から。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

白木 茂
1910年青森県生まれ。日本大学英文科卒。翻訳家・作家として英米児童文学の紹介に力をつくす。日本児童文芸家協会常任理事、国際アンデルセン賞国内選考委員などを歴任。1977年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ランピアン 投稿日:2012/06/21

狙うは怪物 逃がしはしない

本書は偕成社の児童書シリーズ『民話と伝説 呪いの巻物』全10巻の最終巻である。本シリーズは、1970年から74年にかけて刊行されていた『少年少女・類別/民話と伝説 全34巻』から主に幽霊、妖怪などが登場するエピソードを抜粋、再編集したものらしい。近年の「怖い話」ブームに触発されての再版だろう。本巻には怪物、妖怪が登場する物語9編が収められている。

5年ほど前、書店でこの手の怪談が好きだった息子のための本を探していた際、ふと手に取ったのが本書だった。正直なところあまり怖そうではない。本物の民話、それも古い民話だから、読み手を怖がらせるよう計算された現代の怪談には到底かなわないだろう。だが、その素朴さが現代では貴重なように思え、買うことに決めた。息子もそれなりに面白かったのか、結局シリーズ10巻のうち5巻まで購入することになったが、前述のとおり、妖怪、怪物は登場してもあくまで民話・伝説だから、「本当にあった―」式のリアルな怪談が好きな子供たちにはおすすめしない。

本書所収の物語を概観してみよう。湾を封鎖して人々を苦しめる海の怪物と漁師の若者との戦いを描いた『犬の顔をした大クジラ』、真夜中の墓場で偶然吸血鬼に遭遇した鋳掛屋の活躍を描くロシア民話『吸血鬼のさいご』、奇妙な男と偶然道連れになった二人の農夫の物語『オオカミ男』、旱魃に苦しむ村を救った巨大な怪牛と少年の触れ合いを描く英国の民話『村人を救った大牛』、などなど。いかにも怖くなさそうであろう。

本書には非常に有名な物語も二編含まれている。王の館を襲う獰猛な怪物と勇士の死闘を描いた『牡ジカ館のたたかい』はイギリス最古の叙事詩『ベーオウルフ』から、勇敢な王子とドラゴンの戦いを描く『勇者ジークフリート』は、いうまでもなく中世ドイツの生んだ偉大な英雄詩『ニーベルンゲンの歌』から採られている。

私にとってもっとも面白かったのは、他人の駿馬を勝手に乗り回して疲弊させてしまう風変わりな妖魔を描いたカナダの民話『怪ぶつルータン』だった。こうした古の物語の面白さは、怪物や登場人物の支離滅裂な行動や唐突な物語の転変など、現代の理詰めのストーリーにはない筋立てのハチャメチャさにある。こうした物語を少年時代に読んでおいても損はないと思うのだが。
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