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本 新編みなかみ紀行

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本-新編みなかみ紀行
著者: 若山牧水 (著)
池内紀 (編)
定価 ¥648(税込)
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商品情報

出版社名
岩波書店
シリーズ名
岩波文庫
発行年月
2002年 03月
ISBNコード
9784003105221
版型
--
ページ数
266P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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若山牧水 OFF
池内紀 OFF

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2014/08/29

表紙の絵は朝鮮服を着た牧水だそうです。

南木さんの「からだのままに」のなかで「歩いてから読む牧水」で紹介されていた本です。山の本を手にするようになって巡り合った一冊とか。
私も種田山頭火の本を読み終わった後でしたから興味を持ちました。
漂白というか旅にとりつかれたようにあちこちを歩いた歌人、そして酒豪というイメージしかなかったのですが、ある意味間違ってはいませんでした。


およそ毎日一升の酒を飲み、歌を愛し、風景をめでた牧水。
日常生活に倦むととつぜん、それが日が陰りだした午後からだろうと合切袋を手にし股引に脚絆、足元には草鞋を穿き鳥打帽をかぶって出かけます。袋にはちゃんと鉄道の時刻表が入っていました。


またよく飲まれます。宿に落ち着いてからはもちろん、途中の茶屋などでもお酒があれば一杯二杯と杯を重ね、そのまま険阻な山道を目的地を目指して歩い始め、途中で歌を詠む。
津軽を歩き、赤木から榛名をめぐり、みなかみを歩いて草津温泉に入ります。


当時の草津温泉は治療のための入浴であったそうで、有名な湯もみを行い、三十分ももんだあと汗だくになった患者が隊長の合図で湯を百杯もかぶり、はじめて湯に体をひたすのだそうです。
厚板にすがりながら体を動かさないように注意してひたること三分、号令で湯を出る。これを繰り返しているとあちこちの皮膚がただれてくる。やがて歩けなくなり、大小便も不自由になる。と書かれています。
それに耐えて入浴を続け約三週間でただれが乾きはじめ、ほぼ二週間で完治するのだとか。
「その後の身心の快さは、殆んど口にすることの出来ぬほどのものであるそうだ。」
まあ、何ともたいへんな入浴でした。


二編の詩もおさめられていて、そのひとつ「空想と願望」では
「誰一人知人に会わないで/ふところの心配なしに、東京中の街から街を歩き、うまいというものを飲み、且つ食って廻りたい。」などと書かれています。
その最後は
「麦酒がいつも、冷えていると、いい。」です。(同感ですが)
可愛らしいというか、そんな人柄が伝わってきます。
牧水は鮭の飲み過ぎで肝臓をわずらい四十代で亡くなっています。
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