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本 ドリトル先生アフリカゆき

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本-ドリトル先生アフリカゆき
著者: ロフティング (著)
井伏鱒二 (訳)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
岩波書店
シリーズ名
ドリトル先生物語全集 1
発行年月
1986年
ISBNコード
9784001150018
版型
--
ページ数
247P
平均評価
(4.5)
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ブクレポ
2件

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ロフティング OFF
井伏鱒二 OFF

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2014/11/06

ドリトル先生が獣医になったわけ

ドリトル先生シリーズの第1巻。
ワタシは先に『ドリトル先生航海記』(2巻目)を読んでしまった。


もし、これから「ドリトル先生」シリーズを読もう、と思われる方がいらっしゃったら、この「アフリカゆき」から読まれることをお勧めする。


シリーズの一番目の話であり、どうしてドリトル先生が動物の言葉を習おうと思い、そしてしゃべることができるようになったのか、チーチーがだれでガブガブがだれで、トートーがだれならダブダブはだれなのか、がはっきり分かる。
もちろんそれは、2巻目以降でも時々「アヒルのダブダブ」というふうに記述されていてわかる時もあるのだが、「ダブダブ」と名前だけの時もある。
それよりも、どうして彼らがドリトル先生の家や庭を掃除したり家計全般を預かったりしているのかが明かされていて、「航海記」で動物たちが掃除したりしていた理由がわかる。
ちなみにチーチーはチンパンジー、ガブガブはブタ、トートーはフクロウ、ダブダブはアヒルだが、忘れちゃならないのはオウムのポリネシア。180歳を超えているらしいが、まだまだ達者で、ドリトル先生の動物語の師匠であるし、常に冷静な判断を行う頼りになる人物(?)だ。そして犬のジップも重要登場人物。彼の鼻はよく利く。


ドリトル先生はもともと人間を診るお医者さんだったのだが、動物好きが高じて庭といい家の中といい、動物があっちこっちにいて、人間の患者さんが辟易してしまったので寄り付かなくなってしまった。その際、ポリネシアが獣医になることを勧め、それに従って動物語をあやつるドリトル先生が誕生した。


そして、アフリカからの特急便(ツバメ)により、かの地のチンパンジーの間で伝染病が蔓延しているという窮状が知らせられる。


懐具合も寂しいドリトル先生だが、借りられるものは借りてアフリカに向かい、使命をはたして帰ってくるまでの愉快なエピソードがてんこ盛りの物語だ。


アフリカでは行きと帰りと二度までもジョリギンキ王国の王様につかまってしまうし、帰りの航路では海賊に襲われてしまう、などということもあるが、最後は故郷に帰ることができた。その時には懐具合も暖かくなっていた。


エピソードの愉快さ、動物たちの特長が生かされた問題の解決方法のユニークさ、など子どもはもちろん、大人も十分に楽しめる(楽しまない人もいるだろうけど)。


例えば、海賊に追いかけられたドリトル先生の船は、紐を細くほどいてそれを船にくくりつけ、北へ向かう何千羽というツバメたちがその一本一本をくわえて飛ぶと、快速の海賊船も追いつけないスピートで逃げることができたり、ネズミのご注進で、ドリトル先生たちの船がもうすぐ沈んでしまうことが知らされるが、うまく海賊船に乗り換えることができたり、そしてその海賊たちがドリトル先生の船に乗り込んでいた時にちょうど沈んでしまったり…。


鼻のよく利くジップのおかげで遭難した人が助けられたり、最後にはアフリカから連れ帰って来た“オシツオサレツ”という珍しい動物のおかげもあって、故郷のバトルビーに着く頃にはお金も十分たまっていた。


ちょくちょく動物に仮託して人間を皮肉るような部分もあって、作者の人間観察の目も感じられて面白い。


原作の出版は1920年。


20世紀も後半になって(1970年代)、黒人の描き方が差別的、と批判されたらしい。日本語版で全12巻を刊行している岩波書店は、差別表現が頻出するとして回収を要求されたが(2002年頃)、単語を部分修正し、原作が発表された時代背景などに関する編集部の考え方について巻末で説明するなどの対応をしたようだ(ワタシが読んだ本は1980年の刊行なので、まだ巻末の説明などはない)。アメリカでは長らく絶版になり、その後、内容が改訂されて再刊されたそうだが、お国事情の違いだろうけど、もったいないことだ。


そんな要求をする人たちって、もう少し純粋に物語を楽しめないものだろうか? 作者が悪意をもって書いているなどとは、どう行間に目を凝らしても読み取れはしないのだが…。





シリーズの翻訳は井伏鱒二さんだ。


もともとは石井桃子さんが下訳を作って、ご近所だった井伏さんに渡して翻訳をお願いしたところ、随分と楽しく仕上がってきた、とか何とかいうエピソードが巻末に載せられている。「ドリトル」というその名の名付け親も井伏さんだ(名前のエピソードはドリトル先生航海記を参照)。
なお、この巻の巻末には石井桃子さんの「ドリトル先生物語について」という文章やら、登場人物の紹介、そして残りの巻の内容を1つの本について2ページから長いのでは8ページかけての紹介が載せられている。


ほかの作品も読んでみたくなった。





最後にどうでもいいことなのだが、岩波書店の全集にはいわゆる「スピン」(しおりになる紐)が2本ついている。第1巻だけかと思ったらどうもそうではないようだ。どうしてなのかな?

ニックネーム: sa22966 投稿日:2011/01/19

自分が子どもの頃に、とても引き…

自分が子どもの頃に、とても引き込まれた「ドリトル先生」。
小学2年生の息子も、そろそろ興味がでてきたかな、と、
私の「ドリトル先生」シリーズを読み聞かせたら、
とてもはまりました!自分で読み始めました!!

ところどころ抜けている巻があるので、補充しながら、
親子で楽しみたいと思っています。

恐るべし「ドリトル先生」!
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