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全巻セット 海街diary 全巻セット 1-8巻

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本-海街diary 全巻セット 1-8巻
著者: 吉田秋生 (著)
定価 ¥4,708(税込)
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商品情報

出版社名
小学館
シリーズ名
flowersコミックス
発行年月
2017年 04月

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2015/06/14

難儀なモンや 人間ちう生きモンは

今(2015.6)、映画公開でなにかとメディアで取り上げられることの多い作品の原作。
映画は観てみたいなぁ、と思っていたところ、原作があって、しかも吉田秋生さんのマンガだということを知って読んでみた。完全なるミーハーだが、吉田さんの作品は初、ということも手伝って興味が湧いた、ということもある。
吉田秋生といえば、『吉祥天女』だとか『YASHA-夜叉-』、あるいは『BANANA FISH』などの作品があるが、タイトルは聞いたことがあっても、読んだことなかったし、実は男性が女性かも知らなかったし(名前からして男? けど画の様子は女性? “あきみ”さんて読むなんて、初めて知った)。


鎌倉に暮らす三姉妹の父は、不倫の末離婚して鎌倉を去り、一人の娘(すず)を授かって、再婚。さらにその男は再婚相手も亡くして再々婚していたが、ついに他界。山形での葬儀の場で初めて三姉妹とすずが出会うが、年齢(中学1年)の割にはしっかりしているように見えるすず。逆に何とも頼りない再々婚相手やその親戚。気丈にふるまうすずの奥に何かを感じて長女の幸が「鎌倉で一緒に暮らさない?」と別れ際に告げると、「行きます!」との返事。そこから始まる4姉妹の物語だ。


すずの中には我慢に我慢を重ねてきた感情と、母親が違う3人の姉への、どことなしの遠慮、などが初めの方は鬱積しているのだが、新しい中学校での生活、三者三様の姉たちの生き方に次第に少しずつ心がほぐれていき、周りに馴染んでいき、そして大きく成長していく、その姿が描かれていて、イイ。
三姉妹にもいろんなことがもちあがる。3年も奥さんのいる小児科医と付き合いをしていた長女・幸は、彼との別れに際して、すずを受け入れたことでの何かが作用した。
わりと男関係ではルーズに見えた次女・佳乃も地元信金の相談窓口課長に真剣な恋を始める。
すずと一番年齢が近いチカちゃんはすずのいいおねーちゃんになるし、そのすっとぼけた雰囲気はどこか緊張を緩和させてくれる。
また、姉の「不倫」を知ってしまったすずにも別の動揺が走るが、お互い、そうやって何かを過去へと流していくことができてくる。


ハナシはいろいろとヤヤこしくて、すずを生んだ母親の実家が金沢にあるが、その母(つまりすずのおばあちゃんにあたる)はすずの母親を許さずして亡くなり、けど叔母にあたる人たちはすずを受け入れてくれてたり、或いはそのおばあちゃんの遺産をめぐって親戚内でバトルが展開されたり…。


姉の幸は看護師をしているが、内科病棟から新設の緩和ケア病棟主任に抜擢され、人の死、死を迎える人の想い、家族の想いなどを知っていく。それは自らが乳癌ではないかと患者の立場で検診を受けた時に悟ったりする。


タイトルは、喫茶兼食堂をやっている、どうやら元・クライマーのおっちゃんが、懇意にしていた海猫食堂のおばちゃんの死と、そのあとの遺言や相続をめぐってのあれやこれやの後で口にした言葉だ。このシリーズの一方の核心ではないか、と思う。


ま、そのおばちゃんの死に際しては、緩和ケアで幸も関わるし信金職員の佳乃(と課長)も遺言云々で関わるし、と世間は広いようで狭い。


シリーズの本柱はもちろんすずのこと。
すずは山形ではサッカーをやっていたのだが、鎌倉に来てもサッカーチームに入り、活躍をする。
その関係もあっての男の子への憧れ、失恋、または恋愛、などを経験していく。
父の不倫がなければ、あたしは生まれてなかった、というセリフが数度出てくる。そうでなければ、お姉ちゃんたちとも巡り合ってない、同級の男の子とも巡り合っていない、と複雑な心境になるのだけど、かと言って父の不倫を受け流すこともできない。
そんな、微妙なアンバランスの上に、人々の生はあるのかもしれない。


第6巻では中3になったすずに、サッカー名門高から新しく女子サッカー部を作るから特待生で、と誘いがかかり、大いに悩む様子が描かれている。
その様子を聞いた信金の相談窓口課長がこんなことを言う。
「悩むのはいいことじゃない、時間と選択肢があることだから。それは幸福なことだと思うよ。」
課長と話しながら、すずが幸の「一緒に暮らさない?」に「行きます!」と即答した時は、選択の余地がないくらいの切羽詰った状況だったことに思い至るのは佳乃。


現在も不定期で連載中(小学館の「月刊フラワーズ」)らしく、第7巻がいつかしら出るらしい。
他の吉田秋生作品も読んでみたくなったのはいつもの悪い癖。
映画を観たいと家の中では何度か言ってるけど、反応が薄く、観られるかどうかわからない(その内TVでするよ、くらいに思っているのだろう)。
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