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熱血会社員ひとみの教えて!○○!
Vol.6 教えて岩瀬さん!若手に必要な仕事のルールってなぁに?
ひとみの疑問

社会人になって3年。
私なりに全力で走ってきたけれど、必要なビジネススキルが本当に身についたのかしら・・・?

入社1年目の教科書』著者である岩瀬さんが、若手社会人に教えたいことって何でしょうか?
ブークスの大貫が若手に必要な仕事のルールを伺いました!

PROFILE

岩瀬 大輔(イワセ ダイスケ)
1976年埼玉県生まれ。
1998年に東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ジャパン(現RHJインターナショナル)を経て、ハーバード経営大学院に留学。
同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で卒業(ベイカー・スカラー)。
2006年にライフネット生命保険の設立に参画。
2009年2月にライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長就任。
世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」選出。
日経ビジネス「チェンジメーカー・オブザイヤー 2010」受賞。

代表著

入社1年目の教科書
ネットで生保を売ろう!
132億円集めたビジネスプラン
東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法

座右の書

男の作法』 池波正太郎(著)
カッコイイ男の生きざま。粋な生き方。自分の求める男の生きざまを感じさせてくれます。


著者:岩瀬さん インタビュアー:ブークス 大貫
とにかく、これ1冊読んでおけば大丈夫と言える本がなかったのです


入社1年目の教科書』を出版されたきっかけをお聞かせください。

ライフネット生命保険では、去年の4月、初めて新卒採用をしました。
僕から彼らに伝えたいことがたくさんあったのですが、それらをしっかりと伝えられる本がなかったのです。
例えば、ビジネスマナーの本とか、情報収集方法の本とか、テーマ別にまとめられた本はあるのですが、必要なことを横断的にまとめている本は、ありそうでなかったのです。
それなら自分で書こう、ということで企画しました。

また、僕は『入社1年目の教科書』を含めて合計8冊の書籍を出版してきましたが、比較的、絞ったテーマが多く、対象が限られていたのです。
ライフネット生命保険の社員だけではなく、もっと広く若手社会人と接点を持ちたいとも考えていて、彼らに自分が経験したことを伝えたいと思ったのです。

今、我々が提供している保険商品が若い人向けなので、ライフネット生命保険を知ってもらいたいという理由も少しだけありますけど(笑)。

とにかく、若手の社会人に、「これ1冊読んでおけば大丈夫!」と言える本を作ろうと思いました。

ビジネスに奇策はない。当たり前のことをしっかりとやることが大切

なるほど。
では、この書籍はタイトルが重要な意味を持っているのですね。

そうです。
この書籍は「タイトルありき」で企画しました。
一部の編集者の方からは、このタイトルでは対象が狭くなるという指摘を受けました。
でも、こういうエッジを利かせたタイトルにすることで、逆に入社1年目の人以外にも手にとってもらえる機会が増えると思ったのです。
実際、部下を持つ人、入社2、3年目の人にも読んでいただき、順調に販売部数は伸びています。

すでに、11万部の発行ですよね。
岩瀬さんはこの反響の要因をどのようにお考えですか?

世の中のトレンドが本物回帰に動いていると思います。
少し前は仕事術とか勉強術とか、「こんなすごいやり方があります!これをやれば、あなたも大きく変わる!」というような本が流行りましたよね。
でも、この本はそれと真逆なのです。
結局、ビジネスに近道や奇策などなくて、当たり前のことをコツコツやるしかないという本です。
それが、これだけ受け入れられるということは、皆、その重要性を理解しているのではないでしょうか?
そして、自分を戒める意味も含めて、この本を手に取るのだと思います。

当たり前のこと、基本的なことって、気付かないうちに疎かにしがちですよね。
この本を読ませていただいて、私には新たな気付きがたくさんありましたけど(笑)。

仕事をする上で、重要な3要素とは?

それでは、岩瀬さんが、『入社1年目の教科書』を通じて伝えたいメッセージをもう少し教えてください。

仕事をする上で、重要なことは3つあると思っています。

1つは「とにかく信頼される人間になれ!」ということ。
100点満点である必要はないのです。
65点でも良いから、頼まれたら、早く打ち返すこと。
その繰り返しで、信頼関係が築かれ、チャンスを得られる機会が増えていくのです。

2つ目は「周りの力、皆の力を借りて、良い仕事をする!」ということ。
仕事は学校のテストではないですから、1人でやる必要はありません。
1つ目に繋がることでもありますが、周囲から信頼を得られれば、力を貸してもらえる。
その結果、良い仕事ができるということです。

最後は精神論。
「明るく、前向きに生きる!」ということです(笑)。
つまらない仕事なんてありません。
どんな仕事でも明るく前向きに取り組む姿勢。それって、大事ですよね。
そういう人が成長していくのです。

理屈と感性のバランスということです。
事実やロジックも大事ですけど、人を動かす力、皆で前に進む力、健康や運、そういう非科学的なことも大切です。
そのバランスが取れている人って、意外と少ないと思います。

この本に書いた50項目は僕自身の指針。それは、岩瀬大輔のポートレートのようなもの

入社1年目の教科書』には、それらを実行する上での指針を50項目で整理しました。

この50の項目を並べて見ていくうちに気付いたことがあります。
これって、仕事のやり方というレンズから見たポートレート、仕事という角度から撮った自画像だと。
上の人からも可愛がられて、一所懸命走りながら仕事をするけど、宴会芸も死ぬ気でやる(笑)。

抽象的なビジネス論が書かれているようでありながら、実は、1人の生身の人間を仕事のスタイルという切り口から浮かび上がらせている感じです。

そういう意味でも、僕はこの本が好きになってきています。

インタビュー後記

入社1年目の教科書』の巻末に岩瀬さんがすすめる本の一覧があります。
その中で、座右の書をお聞きした時に、岩瀬さんが選んだ本は『男の作法』。
私がインタビュー後に受けた印象の通りの選書で、非常に印象的でした。

ひとみちゃん、キミも『入社1年目の教科書』を読んで、見える世界を変えてみてください!

はい!


岩瀬さんから学んだ若手社会人に大切なこと
  • とにかく信頼される人間になる
  • 周りの力、皆の力を借りて、良い仕事をする
  • 明るく、前向きに生きる

入社1年目の教科書
岩瀬大輔 (著) 出版社:ダイヤモンド社

新人もベテランも今日から変わる一生使える50の指針。
仕事のやり方が変わると、見える世界も変わる。


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