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熱血会社員ひとみの教えて!○○!
Vol.2 「今そこにあって、誰にでも起こるかもしれない危機」教えて安藤さん!パパの危機管理とは?

3.11の震災からもうすぐ一年。
「危機」に対する意識の高まりを感じているパパ、ちょっと薄れてきているなと思うパパ、様々でしょう。
でも、やっぱり、何が起こるかわからない今の時代、仕事で最高のパフォーマンスを出す為には、家族の存在は大切。
そこで、『パパの危機管理ハンドブック 家族の笑顔を守ろう!』の著者安藤哲也さんに、私たちの心構えとその対策を伺ってきました!

PROFILE

安藤 哲也 (アンドウ テツヤ)
1985年、明治大学卒業後、出版社の有紀書房に入社。
書店営業で全国の書店を歩く。
2006年11月、会社員として仕事をする傍ら、父親の子育て支援・自立支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを立ち上げ、代表に選出・就任。現在は専従。(株)絵本ナビ顧問も務める。

代表著

パパルール あなたの家族を101倍ハッピーにする本 ファザーリング・ジャパン公式テキスト
この本よんで!PaPa’s絵本33

座右の書

男だって子育て』 広岡守穂(著)    ※姉妹サイト『ブクレポ』へ遷移します
今の仕事に関わるようになったキッカケの本。

何も起きてない時の心構えとか行動に意義があります

パパの危機管理ハンドブック 家族の笑顔を守ろう!』出版の経緯を教えてください。

震災以降、パパたちのリスクに対する感心が非常に高まっています。
とはいえ、そんなことばかり考えているわけにもいかないし、リスクは震災だけではなくて家庭の中で子供が事故にあったり、病気したり、あるいは夫婦の関係とか、いろいろあるわけです。

そのようなものは自分の家庭では絶対起きないだろうではなくて、いつか起きるんじゃないかなーと意識を持ち、起きてしまったことはしょうがないけど、二次被害を広げないようにする行動が大事。
何も起きてない時の心構えとか行動に意義があると思います。

震災後は仮設住宅内でのDV(家庭内暴力)や家庭の崩壊、孤独死などの問題が出てくるので、そういうことが起きないように、日頃から夫婦関係の見直しや地域の人達とのつながりは持っておいた方がいい。
僕は6年前からずっと言っていることで、震災後の時にこの『パパの危機管理ハンドブック』という切り口でもう一度伝えたいなという思いがあったんです。

普段から夫婦間ですり合わせておくということが家庭夫婦の危機管理

危機は震災だけではなく夫婦関係の危機も含まれるとのことですが、本書では夫婦は何でも言い合える関係を築こうということで、安藤さんが奥様の夢を知り、自分の夢も奥様に語っているということが書かれてました。
とても素敵なご夫婦だと感じましたが、実際には気恥しくて夢を語れないご夫婦も多いと思いますし、相手の事をわかっているつもりでも震災時にケンカしてしまったご夫婦もいらっしゃると思います。

「夢」というか「ビジョン」ですよね。
5年後10年後20年後、自分がどういう仕事をしているのか、どういう家庭を築いていくのか、どういう幸せを構築できているのかを普段から夫婦間ですり合わせておくということはすごく重要ですよね。

たとえば、女性は子供が出来たとき仕事を続けるかどうか、ご主人と話し合っているか。
子供が生まれれば、その問題は深刻になります。
自分の子供を保育園に入れるかどうかの問題も日本にはありますし。
その時にパパ達は理解はするんですが、協力も伴うわけで、それがなかなか出来ない男性が多いです。

自分達の環境的な条件も考えながら、普段から話し合っておくことが重要です。
それがまさに家庭や夫婦の危機管理なんです。

なるほど。
「普段から夫婦で話し合っておくこと」を意識していかないといけないのですね。
若い夫婦の方には特に良いアドバイスだと感じました。
私も心がけたいと思います!

リスクを取らないことが僕にとって最大のリスクになると思っていました

ビジネスマン、特に20代、30代の方は仕事と家庭の両立が大変だと思いますが、仕事も家庭もバランスが取れていらっしゃる安藤さんは、乗り越えないといけない壁は何だったのでしょうか?

若かりし頃は仕事に夢中でして、壁は「自分をどう超えるか」ということでしたね。
自分の力、能力の無さを実感していたし、それを甘んじて何も求めずに、言われたことをやっていくのも嫌でした。
「この仕事は自分しかできない」という思いを持ちたかったのですが、それがどんな仕事なのかが分からず、もがいてました。

それで30歳で本屋になった時は転機でした。
そこでカチッとスイッチが入って、自分のやりたいことが回り始めたんです。成功体験も積んだし・・・。

リスクは負いました。
会社を辞めるとか、それによって給料が減る等あるのですが、そのリスクを負ったことが良かったんですよね、今思えば。

つまり、リスクを取らないことが僕の最大のリスクになるとその頃から思っていました。
リスクを取らなければ、安定した会社でそのままずっといれるわけで、その路線を行っている人は実際います。
でも、それよりは多少給料が落ちても、やりたいことを自分で起業してやるほうがリスクはあるのですが、そこで上手くいくと人生は“ノリ”ますよね。
僕はそっちの人生を選びました。
そして自分を超えることが出来たんです。

ありがとうございます。
私も壁にぶつかったとき、「転職」しようではなく、自分はどのように人生を歩んでいきたいかを決め、行動すれば、どんな壁も超えられるんですね。
安藤さんのお話を聞いて、自分自身どう働きたいのか考えて行動したいと思いました!

『男だって子育て』これを読んで腹オチしました

最後にこの「教えてシリーズ」に登場していただく皆様にお聞きしたいことなのですが、安藤さんの座右の書を教えていただけませんか?

男だって子育て 僕がこの仕事に関わるようになったキッカケになった。『男だって子育て』という本です。

その本は「父親ってこうだよね」と明確に書かれてました。
1990年の本ですが、これを読んで腹オチしました。
育休は女性ですら1992年からでしたから、そんな時代でも父親で育児をやっている人はいるんだと思いました。
子育てだけではなく、夫婦関係のことも書いていて、そのようなことを男でもちゃんと考えている人はいるんだと安心しました。
今、自分はそのような本を書く立場にいるので、面白いですね。


パパの危機管理とは?~安藤さんから学んだこと~
  • リスクは震災だけではなく、子供の病気や夫婦関係の悪化など、家庭の中にもたくさんある。
  • 起きてしまったことはしようがないけど、二次被害を広げないようにする行動が大事。
  • 「普段から夫婦で話し合っておくこと」を意識すると危機管理につながる。
おじさん図鑑

パパの危機管理ハンドブック 家族の笑顔を守ろう!
安藤 哲也 (著) 出版社:ホーム社

ケガや病気など身近なトラブルから、ふいの事故や災害まで。
家族に愛されるパパになるための1冊。


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