インタビュー
今回この手帳本を作るきっかけになったのはなんですか?
実は、たまたま ぱる出版さんから依頼をいただいたんです。
それが今年の7月くらいで、こんな感じのものを出したいと「手帳本」のお話をいただきました。
その時は「えっ、何で自分なんですか?」と聞き返すくらいに驚きましたね。
手帳本自体読んだ事もなかったですし、自分自身に手帳のノウハウがあるのかもわからなかったですし。
もともと自分が意識していなかった切り口でやっていくことに対して、正直なところ多少の不安はありました。
でも、営業的なノウハウは持っていて、そういう部分の自信はすごくありましたから、それを本に落とし込んでいこうと思いました。
ビジネスマン向けのHow To本では、“情報は散在すると後から引っ張り出すことが時間のロスだから、情報源は1冊の手帳にまとめる方がよい”と言われていたりもしますよね。
その中であえて手帳を分けた方がいいと思われた理由・きっかけは何ですか?
僕自身は以前、システム手帳を使っていたんです。
アドレスも予定も… 全てを管理できますからね。
でも、単純に言うと、今の時代(インターネットの時代)では、さまざまな情報などをその1冊の手帳でまとめることができるような「夢の、奇跡の手帳」は探しても無かったんですね!
それを自分が理解したことによって手帳を分ける術を見つけました。
フリーの話なんかをする時には、どういう状況で何が飛び出してくるかわからないですからね。
例えば… いろいろな情報と一緒に図に表してみるとわかりやすいんですよ。自分の中でストーリーをフリーで書けるようなものとしてはこういうノートにしているんです。
この“図”にすることがとても大事なんです。自分がイメージできることと、できないことがあるのがよくわかりますから。
このフリーで書かれたものを後でまとめる時間は持っていますか?
はい。もちろん持っています。
いろんなアイディアなども含まれて入っているので、もう一度後から確認しながら、整理をします。
その整理をする時の方がロジカルに考えられて、取捨選択ができ、その中で何を選択していくのか。自分自身でプライオリティを付けていったりできるんです。
それからノートとは別にワードなどの電子データへ落としたり、次回のスケジュールに書き込んだりもします。
そういったことはしっかりとします。
また、社内用は社外用と別のノートを使用しています。社内用は大学ノートですね。
社内にはかなりたくさんの書き込んだノートが保管してありますよ。
もちろん、あまりにも古いものは捨てますけどね。
過去2年間位前までのモノは残しています。
たまにそういったノートを見返してみると、その時と今とを比べて「ああ、こういう問題があったんだ」と改めて再発見することもありますね。
この時には「こんな問題があったな」とか、「これは今クリアできているな」とか、読み返すことによって自分の成長もわかるんです。
もちろん、僕の場合は会社の成長という目線で見ますけどね。
そういう自己管理の中でできるというのが、「すごく成長している」こととして見れますから。
社内で聞いたこともノートにまとめて録っておくことって大事なんですよ。
やっぱり人間だから忘れちゃう事もありますよね。
だから、自分が言ったことに対してはしっかりと書いておきます。それをメモにしておきながら回答していくことが大切なんです。
その日のスケジュールに「締め切りはいつまで…」のような内容で、いつまでにやらないといけないだとかを把握します。
自分の中で切り分けをしているんです。その時聞いたことをどんどん蓄積していくと、人間なんですぐにパンクしてしまいます。
だから、ノートに記録しておくことで整理ができるんです。
「今日は何をやらなきゃならないか」とか。
自分のキャパシティとか能力とか行動力をわかっていないとできないんですよ。
もちろん改善しようと思ったら、メモを取って業務を仕分けるとか、又は自分だけで解決できないことは他人に相談したりとか。
そういった事をやることによって仕事ってどんどん楽になっていたりするんですよね。とても簡易化できると思います。
もともとのスタンスを変えることなく自分があったから、社内評価も受けているんだと思いますよ。
有言実行じゃないけど、自分がやることによって自分の置かれる立場も変わってきましたし…。
よく社長になると、メンタルが弱くなってしまう人もたくさんいますけど、自分は今とても楽しいんですよね。
大変なこともたくさんありますけど。
今社長として心がけていることは「自らが実践する」ということですね。
そのことがこの会社の文化だと思っているので。
例えば給料はこの会社で当然一番高いわけですから、当然自分が一番働かなければならないと思います。全ての面においてです。
労働時間もさることながら、質としてその価値に見合うだけの働きを自分がやるかどうか。
それを自分が言えている限りは多分この会社は正しい方に進んでいるのだと思います。
だから、社員もモチベーションが高いまま仕事をしてくれるのだと思います。
僕の言うことに対して、あまり反対されることが無いのは、多分僕が普段からちゃんと仕事をしてるからだと思うんですよね。僕が何もしていなかったら、多分みんな嫌になって… 「社長はあんな風に言ってるけど、全然言うだけで何もしてない。」、「働いてないじゃないか」と言われてしまう。
そうなっては意味が無いですよね。
うちの社員もみんな頑張っているんですよ。
でも、よく頑張ってくれるけど頑張りすぎは病気にもなりますよね。だから、常に、「早く帰れるようにするにはどうすればいいのか」と考えたりしています。
調子が悪くなったりもするんですよ。無理をするから。それは、人間だから当然ですよね。
自分はもともと楽観的なとこもありますから。だから社員も安心するんじゃないですかね。
お蔭様で成績もよくなっていますし、そうなると会社のムードもよくなっていきますよね。
そういったことが会社の成長にも繋がると思います。
自分だけで会社は成り立たないですから、当然組織の中の協力者も求めなくてはならないです。
そういう時でも自分自身が謙虚な気持ちでいなければならないし、下の人からの意見も素直に聞き入れることを僕はしています。そういうのがすごく大事だと思っています。
そういうことをしているうちは、自分はまだまだ進化していると思うし、これからまだまだ会社が伸びると感じているところでもあります。
仕事が上手くいく裏技というより、まずは前提として自分を知ることですよね。
ポテンシャルにしてもキャパシティにしても「自分には何ができるか」とか、「何がしたいか」をまずは知ることですよね。
その自分を知るための方法はありますか?
また、それを知るために一番手っ取り早いことはなんですか?
人からどうみられているかを人に教えてもらうことですね。
例えば営業マンなら、話している(会話している)ところのビデオを撮ってみるとか。
自分で話したことを後から観ると、自分の話している仕草とか、やり方とか、表情とか、会話の内容とかを確認できますからね。
感情の伝え方ってサービスを売り込むときにはとても重要なことなのです。
時には相手の立場になって考えることも大切です。
「自分のところのサービスのことしか考えられてない」様なことになると、会社の成長もないし、本人の成長も無いのです。それは、「そこまでのレベルでしかなくなってしまう」ということですから。自分のことしか考えられない人は伸びないですよ。
そうではなくて、クライアントのレベル、立場になって考えた時に自分の会社の商品が合わない場合もありますよね。そうしたらやはりクライアントの立場になって考え、それにそぐわないのであれば、一度引く勇気を持たなくてはならないですよ。
このことを無理やりに押し付けてしまうと、1度で仕事は終わってしまうんです。
または逆転の発想で、全く違う、角度を変えた提案をするとか。
そういうことをしようとする考え方ができるか、できないかが大切なんだと思います。
相手のことを考えることって簡単そうですが、大概の人間はなかなかできないんですよ。
僕の場合、まずは損得勘定抜きで考える様にします。つまり、広い視野で物事を捕らえようとすることです。
そこから相手の立場になって考えたさまざまな提案をしていくことで、信頼も強くなっていくと思うんです。
僕はみなさんから運をもらっていると思うんです。
でも、そのベース(土台)を作れるようになれるかどうかですよね。
それは “人間としての魅了” ということです。
営業マンであるなら、人に不快感を与えないということは、最低限のマナーですよね。
それ以上に人に好かれるにはどうしなければいけないか。
みんながみんな同じやり方では当然いけないので、それにはまずは「自分の事を知る」という事がとても大切なんです。
「自分の世界観の中だけで生きている」と思うのは自己満足だけのことであって、それでは意味が無いのです。
キャリアを重ねることも必要です。そして、本人自身が気付かないといけないと思います。
自分も最初はそういったことに気付けず、ダメだった時もありました。
そんな時、僕は本をたくさん読んだんです。時間がある時には、漫画を読んだり、タレントの本を読んでみたり。恋愛系の本も、好きではなかったけど読んでみたり。その他にも人生のエピソードを読んでみたりもしました。
そういう本を読んでいると僕自身とても刺激を受けました。
ただ単にいろんな本を読んだだけでも、自分の中で、「このまま燻ぶっていてはダメなんじゃないか」と思っていましたから。
社長本特集として今回掲載しますが、日本全国のビジネスマンに対してメッセージとして、自分の給料を上げるために、会社を大きくするためにはどうしたらいいか…、必要だと思われることはなんでしょうか?
一言で言うと、やっぱり自己犠牲は必要だと思いますね。
自己犠牲なくして何かを得ようとすることは難しいです。
すごく能力がある人(特別な人)は別として…。
言葉として「自己犠牲」って聞こえが悪いかもしれないですけれど、今こんな時代だからこそ自分のことを自己犠牲にしてでもやっていこうとする人は成功に近づく可能性が高くなり、最終的にはその人が受けるメリットは2、3倍になりますね。
ちなみに、僕はその自己犠牲をとてもやっていると思っています(笑)。
お金だけではなくて…まぁ、しいて言うなら売上を2.5倍とか利益3倍出したとしても、僕の給料は社長に就任してから1銭も上げていないです。
まぁ、来年には3年目になるので少し上げようかと…。

一同(笑)
だけど、自己犠牲とはいっても… 社員の中で家族がいる人に対して、家族を不幸にさせてまでの自己犠牲をさせるのは絶対にダメなんですよ。
そうじゃなくて、できる範囲の中に自己犠牲はあるんですよ。
通勤時間に本を読むとか、寝たいけど少しでも勉強するとか。 明日のための予習復習じゃないですけどね。
前日準備(事前準備)をすることって、すごく大事なんですよ。お風呂に入っているときにイメトレをするだけでも全然違いますよ。そういうことをやっておいて損はないですからね。
クライアント側だって、同じ媒体効果だったら最後はこの人が信頼できるとか、人間的に好きだから…になりますよ。
そういうちょっとしたことが、一流か超一流かの違いになります。それがわかるかどうか。
「仕事ができる」、「できない」の前に、人の気持ちに気付けるかどうかってところに、本当のビジネスマンとしての才覚はあると思うんですよね。
なるほど、そうですよね。基本的には会社の中で集約されていくと人対人になりますからね。
人付き合いに対してもいい加減だと信頼はされないですよね。
特に社長職になると余計に気をつけなければならないです。
ちょっとした悪い噂から信用もなくすし、間違った報道をされたりすることもありますから。
そういう時は、自分の背中を見せてあげればいいと思います。もしくは、自分自身が正しい行動をしていると胸を張って生きていくことです。それをやっている限りは自分たちを知ってくれる周りの人間は変な風にはならないですからね。
だから僕はこのチャンスイットという会社はすごいなと思います。
僕自身がまだまだ「戦う社長」であるということや、やる気満々なので全然大丈夫だと思いますね。
気持ちの問題なんですよ。
『全ての人にチャンスを!』
株式会社チャンスイットの会社概要
http://info.chance.com


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