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第152回芥川賞・直木賞受賞作品特集

第152回直木賞受賞

サラバ!上
(サラバ!下)

西加奈子 (著)

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。

第152回芥川賞受賞

九年前の祈り

小野正嗣 (著)

三十五歳になるシングルマザーのさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった。

鬼はもとより

青山 文平(著)

どの藩の経済も傾いてきた寛延三年、藩札掛となった奥脇抄一郎は命を賭すにたる御勤めと確信。飢饉の際、藩が命ずる実体金に合わない多額の藩札刷り増しを拒み、藩札原版を抱え脱藩。江戸で、表向きは万年青売りの浪人、実はフリーの藩札コンサルタントとなった。各藩との仲介は三百石の旗本・深井藤兵衛。次第に、藩札による藩経済そのものを大本から立て直す仕法に至った矢先、東北の最貧小藩から依頼が…。

あなたの本当の人生は

大島 真寿美(著)

新人作家の國崎真美は、担当編集者・鏡味のすすめで、敬愛するファンタジー作家・森和木ホリーに弟子入り――という名の住み込みお手伝いとなる。ホリー先生の広大で風変わりなお屋敷では、秘書の宇城圭子が日常を取り仕切り、しょっぱなホリー先生は、真美のことを自身の大ベストセラー小説『錦船』シリーズに出てくる両性具有の黒猫〈チャーチル〉と呼ぶことを勝手に決めつける…。

宇喜多(うきた)の捨て嫁

木下 昌輝(著)

「相手は宇喜多(うきた)の娘だ。それを嫁に迎えるなど、家中で毒蛇(どくじゃ)を放し飼いにするようなものぞ」宇喜多家の居城・石山城(いしやまじょう/後の岡山城)に、そんな言葉が響いた。娘の嫁ぎ先を攻め滅ぼすことも厭わず、下克上で成り上がる戦国大名・宇喜多直家。その真実の姿とは一体…。

サラバ!上
(サラバ!下)

西 加奈子(著)

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。

悟浄出立
(ごじょうしゅったつ)

万城目 学(著)

俺はもう、誰かの脇役ではない。砂漠の中、悟浄は隊列の一番後ろを歩いていた。どうして俺はいつも、他の奴らの活躍を横目で見ているだけなんだ? でもある出来事をきっかけに、彼の心がほんの少し動き始める――。

惑星 (新潮8月号)

上田 岳弘(著)

九年前の祈り (群像9月号)

小野 正嗣(著)

ヌエのいた家 (文學界9月号)

小谷野 敦(著)

影媛(かげひめ) (新潮12月号)

高尾 長良(著)

指の骨 (新潮11月号)

高橋 弘希(著)

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