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本 下町ロケット

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本-下町ロケット
著者: 池井戸潤 (著)
定価 ¥1,836(税込)

商品情報

出版社名
小学館
発行年月
2010年 11月
ISBNコード
9784093862929
版型
--
ページ数
407P
平均評価
(5)
: 14件
: 5件
: 1件
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ブクレポ
12件

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下町ロケット OFF
池井戸潤 OFF

この商品について

第145回直木賞受賞作!
取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」-佃製作所、まさに崖っプチ。

内容紹介

取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」―佃製作所、まさに崖っプチ。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: みつい 投稿日:2015/04/16

プライドをもってたたかう姿は格好いい

池井戸さんの本、初めて読みました。
すごく面白かったです。


もとは宇宙科学開発機構でロケット工学の研究員をしていた佃は、ロケットの打ち上げプロジェクトで開発の責任者でした。
その莫大な費用をかけて挑んだロケット打ち上げが失敗。その責任をとり、研究をやめ、親が営んでいた町工場を継ぎ経営者になりました。


佃製作所は、大手取引先からの急な取引終了の連絡、また大手ライバル会社からの特許侵害での告訴などなど、窮地に追いやられます。


その中で、仲間に助けられながら形勢逆転していく話は爽快でした。


それだけじゃなく、自分の信念を貫く姿や、自分たちの会社の技術にプライドをもってたたかう姿は格好いいです。

ニックネーム: tm16848 投稿日:2013/03/24

良いストーリーではあるのだが・・・

直木賞受賞作品とのことでかなりの期待を持って読み始めました。なかなか良くできた話で、ドキュメンタリー番組を見ているような感じにさせてくれます。但し、個人的には何かスッキリしない・釈然としない部分が・・・。
かつて大学でロケットエンジンの研究をしていた主人公が、親父が経営していた中小メーカーを引き継ぐ。そこで細々と開発していたエンジンの主要部品であるバルブの特許技術が認められ、この中小メーカーが製造するバルブが国産ロケットに採用されるまでの紆余曲折、主人公の奮闘ぶりがよく伝わってきます。
では何がスッキリしないかというと、大企業が中小企業をイジメ、その大企業に勤める人間が如何にも鼻もちならない感じで描かれているのが、まさにステレオタイプすぎて白けてしまったというところでしょうか。また、主人公も落ち込んだり、反省したりといった場面があるにはあるのですが、ベースのところで謙虚さが感じられない。結局、夢を求めて実現したという感動より、中小企業の社長といってもエリート意識の強い主人公が自分の意思を貫きとおし、散々いじめられた大企業をやっつけたという話になってしまっているように感じてしまいました。
良い話だけに、その辺の後味をもうちょっと工夫してもらえれば、グッと印象も違ってくるのに残念。

ニックネーム: かりん 投稿日:2013/02/02

夢は町工場から

目先の利益に飛びつかず、コツコツと地道に仕事をしていくのは大切ですがとても難しいことです。

自分の夢と工場の存続の狭間で揺れ動く主人公の心情がよく伝わってきて、「社長、頑張れ!」とつい応援したくなります。

家族のような佃製作所の人々の、自分たちの技術を信じ、仲間を信じる姿にも心癒されました。

大きな成功のもとにはたくさんの小さな努力がある。そんなことを教えてくれるお話です。

ニックネーム: こたろう 投稿日:2012/10/20

夢とプライドを背負った町工場が大企業相手に得意分野で頑張る物語

小型エンジンを製作している佃製作所に一通の訴状が届くところから物語は始まります。
ナカシマ工業からの半ば言いがかりに近い内容。けれど大企業の卑怯な戦略にはめられて苦境に陥る佃製作所。
大企業イコール力の論理で悪。中小企業イコール善意でコツコツと物作りに励むイコール善という白か黒かという構図に分けられていて読みやすいのでしょうが、(意地悪な継母とシンデレラみたいな)意図的すぎる気がします。
その訴訟は佃社長の元妻の紹介で知り合えた辣腕弁護士のおかげで思いもかけない逆控訴の持ち込むという結果になるのですが、今度はロケットエンジンの燃料制御用のバルブの特許を巡って大手の帝国重工から特許の買い取りを申し込まれます。会社は赤字経営に陥り資金繰りに困っている最中。けれど社長の佃は買い取りを断ります。
理由は自分たちの手で、たとえその一部の部品だけであろうと手がけたロケットを飛ばせたいから。それが夢だ、そう言い切るっ佃に反発する社員も多く現れます。
ゆれる社内をまとめたのは、帝国重工の担当者の横柄な態度に反発してでした。愛社精神が彼らを団結させます。手作りの「佃品質、佃プライド」と書かれたポスターが心意気を示しています。
ここでも故意に帝国重工の担当者を悪意のある人物に描くことで白黒をはっきりと描いているのでしょうが、現実には大企業イコール力の論理というのはどうかなと思ってしまいました。ただ熱い気持ちが伝わるようには描かれています。
社長の佃が元ロケット開発の技術者で失敗の責任を取って退職し、家業の佃製作所を継いだというストーリーで、彼の熱意に乗せられて社員たちも同じ夢を見て仕事をするようになります。
独創的な技術や製品があるところは強いですよね。佃製作所はそのおかげでロケット開発に食い込んでいくのですから。
ただ個人的な感想でいうと「佃製作所」の作っているエンジンというのがどんなものなのかはっきり見えてこないのが最初から最後まで気になりました。
従業員二百人の規模で研究から試作、製品化まで行い、完成品のエンジンを売っている企業というのがあまり想像できないのです。
汎用エンジンなのか船外機用なのか、ポンプかあるいは農業用、土木建築関係の機材なのかそのあたりが見えません。自動車やオートバイで系列に入らずに単独でエンジンを製作しておろす会社はないように思います。製品の技術の具体的な説明がもう少しあったらもっと明確に物語が見えてくるのになと、残念に思いました。
そういったことが気にならない人のほうが素直に楽しめるように思えます。

ニックネーム: hi2515 投稿日:2012/05/13

あっぱれ!職人技術

愉快、爽快、痛快、近年稀にみる衝撃的な作品。

宇宙化学開発機構の研究員として参加したロケット打ち上げに失敗する場面から物語は始まり、発射した物語がどこをどう軌道に乗るのかと考える間もなく物語はぐいぐい読者を引っ張ります。

ロケット打ち上げの失敗後の責任も含め、父親が亡くなり残された会社を継ぐ事が理に適っていると考えた主人公の佃航平は経営者としての道を歩き出します。

そして、7年間と言う歳月をかけて彼は経営者として少しずつ成長してゆくのですがのっけから主要取引先からの取引停止、競争相手からの特許侵害による訴訟と難題が次々降りかかってきます。

となると資金繰りは当然銀行は足元を見る。。。

作者も銀行出身と言う事でこの辺のやり取りが何とも心憎い。

そうなんだよなあ! 私もその件では随分と泣かされその変わり身の早さにまるで漫才でも見ているのかと思えるほどだったもの(笑)

でも、社員とその家族を抱え主人公の佃社長は頑張るのが涙ぐましくって研究者から経営者の転身で“よくぞ、そこまで頑張ったね”ってエールを送りたくなる。

社長と言えども人間で所詮人間性が最後に物を言ってくるのが心地よい。

経営者として会社の健全経営をする中どうしても幼い頃からの夢のロケットを作る事への執着心が捨てきれず、社員との確執のある中やはりその人間性と仕事のあり方で社員と心を通い合わせる。

ビジネスの中での利己主義や大企業にいると言う傲りが両方を経験してきた私には何とも実際的で財務諸表の読み、生産管理、工程管理とよく目が行き届いてき痛快です。

どこの会社の内部でも起こるいざこざの落とし所もセンスが良くってきっと現役諸氏にも何かのヒントを与えてくれる一冊だと思います。

ずーと目離し出来ぬテンポの良さだったのだけど、最後の方がちょっぴり早急すぎたきらいがあってそこは残念かなあ。。。

でもでも、心を鷲掴みにされてもっともっと氏の作品を読みたくなりました。
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